3・7・7・6=23
「みななろ」は富士山の標高3776メートルの憶えかた
ダジャレ文化なジャパニーズスタイル記憶術は好きです
その「皆成ろう」に行きました
日本に産まれて初の日本最高峰登頂
もちろん1合目ではなく、5合目から
この時点で舐めてかかっている人が多いかと思います
お祭り気分の5合目周辺
下山の人は結構ぐったりしてるな〜帰りの登りがつらいのかな〜と出発♪
(後でその意味がよーくわかる)
そして8合目の「白雲荘」を目指す
けっこう辛いながらも、なんとか自分の中心を保っていられる感じの中、遠くに見える「白雲荘」の看板が、もしかしたら「白雪荘」なのではと雨かんむりの下が延々見えないのが不安材料。。。。
そして到着、「白雲荘」
入口正面には江戸時代からの創始者が祀られており、旅人の安全をやさしく見守ってくれていた
ここで数時間の仮眠をとる
密航船内のような仮眠フロアにて、時間ごとに続々と来る旅人たちと、ガーガーいびきをかいて寝ていられる人たちとのリラクゼーションプレイを極める(これが登山の厳しさをより楽しくさせるオプションだった!)
モウロウとしつつ、この日のためにドンキで買ったガチャピンの着ぐるみに着替え、通勤の秋葉原駅のような混雑の中、山頂へ出発〜
夜の登頂は一味ちがう、酸素がますます薄くなる、これは無理か?が延々と続く、その先を一切疑わないで、自分を信じて一歩一歩を進めていく、渋滞の中、道の横でぶったおれて吐いている人もいる
なるほど〜これって人生そのものじゃん!
山頂までにはとうてい間に合いそうもないので、9合目すぎくらいのポイントでビニールシートをはり、寒風の中ご来光を待つ
そして日の出
う〜ん雲海の上のそのまた上の、完全に人間界の範疇を超えている宇宙の球体の生物が光る
横にいた昔のヨンさま風韓国人(?)が高級カメラを渡し、何度も太陽と一緒に撮ってくれと言う(逆光だっちゅーの)、ガチャピンも撮ってくれた
その後は一気に(といっても渋滞の中ちびりちびりと)山頂へゴ〜〜〜ル
独特の開放感ただよう中、いろいろな修行方法が大切なのではなく、その人の極限状態が早く気づきが得られるということなのだと体感する
山はいつものままそこにある、裏切るのは常に人の見方だけ。。。。
そして一番辛い時間が来ました、砂ぼこりと笑うひざとの戦いの下山コース、行き同様これまた延々と続く下り下りくだり。。。。登りが少しあるとすごく嬉しい
あ〜山は下りてくるのが目的だにゃ〜
本当のゴールの5合目にようやく到着、これから登る明らかに舐めている人たちの姿が微笑ましい
そして帰りに立ち寄った「河口浅間神社」も本当に素晴らしかった(オススメです)
今回の登頂は、今年3月の大分来訪同様、次元の違う何かが変わりました
ありがとう木花開耶姫命〜
次は小フジに行きたいな〜
完!
Share this: Twitter | Facebook