カウヒ、フエに行く(前編)

タッチセラピーの研修とベトナムの大地に謝ってきましたスペシャル
 
 
2007年3月12日(月)いざ出発

JRから京成線乗り換えの日暮里駅がすごい混雑で皆いらいら
列の前では、おらおら~と掴み合いのトラブル
家を早く出てきてよかった、ぎりぎりだと間に合わなかった

成田空港出発総勢8名、大御所はじめ鍼灸関係の方多し
持ち込もうとしていたバックパックが重量オーバーのため急遽預かりになった
 

ホーチミン到着前には、前世の悪行を謝罪すべく、ひたすらシンローイ(ベトナム語でごめんなさいの意)を唱えた
この地で相当悪さをしていたらしいのだ
時差は2時間で海外に来た感じがしないです

しかし、乗り換えのフエ行き国内線から様子が変わる
う~ん乗客がみんな自分勝手だ!シートベルトはしたほうがいいぞ!
ここでも着陸間際にシンローイ

夜のフエ空港で、JASS代表小山道夫さんと、ベトナム事務所長で今回の通訳&コーディネーターのバオ・ミンさんにお迎えいただき、いちろ「フォーサイゴン」へ
まずは美味しいフォーと名物フダ・ビールに感動!
コップは皿に乗せるのがベトナム式
働いている女の子はなぜパジャマなのか
小学生くらいに見えるが、それなりの年齢らしい

滞在ホテルに到着してから、バックパックの中の携帯電話だけがないことが判明した
ホーチミンかフエの空港で抜き取られることはよくあるんだそうで。。。。
不思議と気持ちは落ちてない
明日は何が起こるのか
夜中の夢がすごい。
 

3月13日(火)2日目

拠点となる「子どもの家」にて日本からのおみやげをお渡しする
小山さんの講演がすばらしい!
自己イメージをリアルに具現化、肉体へグラウンディングし、人生を楽しんでいることに感銘を受ける

ドンバ市場にてドルをドンに両替(1ドル=1万5000ドンくらい)
物乞い(かなり少なくなったらしいが)と客引きの嵐
せっかくなので、ミンさんの家族の店にてアオザイをオーダーメイド、350000ドン(上下で2500円くらい、帽子つき、安い!)
現地用にサンダルもゲット、こちらは100000ドン(高い!時間なく交渉できず)

そして一番感じたことは、道路のバイクや自転車がものすごいのだー
以前は、バイクは買えば誰でも乗ってよかったらしい、もちろんノーヘル、4人乗り当たり前、信号も2箇所くらいしかない、逆走すらできそうだ、ていうかしてる

ランチは大衆食堂「コード」へ、量も多くて美味い、なんでもフエ王宮料理が一番高くてまずいんだと。。。。

12時から14時くらいまで暑いので(40度くらい)昼寝タイム、店も閉まってたりする

午後、タム医師に指導を受け「子どもの家」の子どもたちにタッチセラピーを実践していった

純粋な子どもたちが微笑ましい

最近心臓手術をした女の子と草投げ遊び?で異常に盛り上がる

この夜は、国民的司会者のコメディアン歌手タン・バックさん(日本でいうと森田一義さん)がここに訪れるイベントに参加
日本人チームも1曲歌って踊るはめに
「上を向いて歩こう」になった

全体的にすごいパワーとピュアなこの感じは以前どこかで感じたことが
そうだ、イクイノやビジョンの野外パーティの乗りではないか!
と思っていたらトントンと肩をたたかれ、老女の物乞いが。。。。
自分だけ妙に話しかけられるぞー

ホテルに戻り、時間がなくレストランディナーで焼飯、美味いし量は食べきれないが5ドル也、明日は安くすませよう。
 

3月14日(水)3日目

「子どもの家」のソンさんに引率され、子どもたちとタイ・ロック市場へ昼食の材料をワイワイ買いに行く♪
やはりその町を知るには、市場を見るのが早い
ドンバ市場よりも庶民的だが、食材売りのおばちゃん達のパワーがすごい(女性性とはこのことか!)まさに生きるべく、たくましく優しいが、けんかしている場面もあったりする
特に肉類の臓物コーナーがすさまじい、横でブタがブーブー言っている

昼食仕込みのお手伝いのあと、カウ(羽のついたベトナム玩具、輪になって蹴って下に落とさないようにする)でかなりの汗をかき、その後おのおのの部屋で子ども達と遊ぶ(男の子ははげしいぶつかりあいが好きな模様で、けっこうたいへん)

タイコがなって昼食、子どもたちが自分の皿にいろいろ入れてくれる、やさしいし、なんでも手際がよい、魚の骨などは皿に寄せたりせずに下に落とすのがベトナム式

午後「フールー小学校」でタッチセラピー施術
水上生活者の子が多いと聞いたが、純粋な笑顔のかわいい瞳の子どもたちにかなりグッとくる!
親御さんのお迎え時間となり、ひとり20人くらいの少なめ施術だったが勉強になりました
子どもたちが天使に見えた瞬間♪

ホテルに戻り、同室のYくんの具合が悪かったのでヒーリングしてみた
晩ごはんは大衆食堂にてコムディア(皿飯)、ここでも余分は下に落として犬が食べる
またしても大満腹で腹ごなしに散歩に出た

スーパー(個人商店と違い、商品の値段が表示されているので買うのがラク)にてビールをゲット、レジの子が超かわいい、たしかにフエ美人と言う言葉どおり、美人多し♪
夜の大通りの交差点は渡るのがこわいが、慣れると楽しい
教訓「道はゆっくり自分のペースで自信を持って、そして周りとの間合いを見るべし」
夜の遊園地を通り過ぎ、キラキラな川沿いを歩いていると、以前夢で見たような感覚にとらわれた
これは今までの旅の集大成かもしれん
明日はどうなるのか
そしてこの日の夜も強烈にへんな夢を見ることになりました。
 

3月15日(木)4日目

普通は入ることの出来ない「キムロン病院」へ
東洋学科で電気ハリ治療の終わった患者さん(右足ヘルニア男性)にタッチセラピー施術、とても嬉しそうに握手を求められる
日本人チームで前回も参加されているTさんの施術を見て、目からやさしい光が出ているのを実感
その後小児科病棟を訪れるも、この日は3名しかおらず、別棟の大人の患者さん達へ施術することになった
とてもハードな現場です
途中、臓器売買で腎臓が片方なく、右半身麻痺の身寄りのいない女性の部屋にて右頭が痛くなり、一回退出して自己ヒーリングしてから、別ベッドのぜんそくの高齢女性にタッチセラピー
廊下で、手と肩の障害のおっさんが来て「やってくれ~」と言われたが、そこのドクターの指示により許可が下りず残念そう、おっさんごめんよ~エネルギーは送っといたぜ~
もっとたくさんの方々にやりたい所だったが、ここに入れるだけでもすごいことなのでよしとする
看護師さん達がとても明るく元気そうなのが印象に残る
タカアンドトシを彷彿させるかわいい熊マークのエプロン(子ども施術用にお借りした)が体にしっくりくるようになってきた

ランチは「ONG TAO」にて、昼から高級ビールの「Festival」に、牛肉の香草巻きが美味い!

午後は「フーハウ診療所」へ
スラムの人たちを担っている先生がとても感じよい
障害児とそのお母さんたちとのふれあいがGOOD
子どもたちに施術、お母さんたちにはタッチセラピーの方法を教える

その後とある店にて、店員の兄ちゃんに「前にどこかで会ったような気がする」と言われる、自分もそう思った

この日はホテル横のタイグェン(西原)レストランにてディナー、安くて美味~いのだった。
 

つづく
 

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